タイのトラック

 

ホテル近くの船着場 川なのに浮き桟橋でびっくり 雨季のため水位はかなり高い。

こうやって舳先から乗り込む 油断すると屋根のところで頭をぶつけるので注意。
右の方にハンドルが見える席が運転席。
右上の青い旗はツーリストボートを示す。

日本で言うところの海上保安庁 沿岸警備隊 ってところ 密輸がないかくるくると見回りを欠かしません。 
エクスプレス・ボートこと水上バスはかなりの数がチャオプラヤ川を行き来している。
船の後ろにいすゞの直六ディーゼルエンジンが斜めに取り付けられ 長いシャフトを通してスクリューを回す。
浅い水深対策でこのような構造をしていると思う。
おかげで水煙はすごいし エンジンむき出しのためうるさいが迫力ある走りが楽しめる。
川が支流へと別れている所
お寺の周りには川縁まで建物が密集している。
有名なエメレルド寺院の前には観光船が集結。船も大き目が多い。
チョット古風でかっこいい木造船。
高層ホテルに宿泊したのでチャオプラヤ川を眺めていたら 右からスコールの真っ黒い雲が近づいてきたところ。
この後土砂降りの雨が続いた。
二階建てのエアコンが効いたクルーズ船で3時間の船旅 終点の桟橋にはタイの国旗がはためいていました。

エンジンは直列六気筒ディーゼルが左右に二基ずつ4基で4軸ドライブではしる。
おもしろいことに外側(左)のドライブには日野エンジンが 内側(右)にはいすゞエンジンがあり 仲良く並んでいる。
見ての通り吸気口にはエアフィルターが無い。どの船もそうでした。
車ならクラッチの部分に青い船用のドライブが取り付けられている。

沈みそうな木造船が並ぶ
川を遡っていくと小さい船が多くなってくる。 お寺の前には必ず船が集まっている。
川の増水でどこの桟橋も川に浸かってしまっている。
お金持ちの家とクルーザーでしょうか?
きれいな木造船は引き舟
左から鋼製の引き舟が来る。ガイド氏によると積荷はセメントや砂でコンクリートの原料とのこと。
途中造船所が有ったけれど 古い建物は木造船用で新しい建物は鋼製船を作っていました。
木造船の造船所は廃工場になってしまっているのもたくさん見かけました。
右は木造引き舟で下の写真のようにロープでたくさん後ろに引っ張っているわけです。
木造船はだんだん減っているそうです。
観光船の方が速いので追い抜いたところ
水量が多くて川を上るのに予定の3時間が4時間かかりました。
バスなら一時間の距離です。
 
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