高知県の廃車体

日産ディーゼル ボンネットバス

 

高知県交通
高2い2316

平成2年頃の撮影です。 高知県西部に出かけたときに撮影しました。

高知県交通 日産デ U690 富士ボディ  高2い2316 社番698号

 その後、運転席部分に立てかけた木材が原因で その部分の腐食が早く進んでしまいました。 それが15年後に車両同一確認に役立ってしまいました。

下に最近の写真と並べてみました。

左の写真は平成2年 右の写真は平成16年夏の撮影です。発見時には過去に撮影したバスとは思えませんでしたので 帰宅後写真を鑑定しました。

駐車場だったバスの周辺も 草がすっかり伸びてしまいバスを覆い尽くしてしまいました。 夏訪れるとこんな感じで さっぱりなんだかわかりません。  草の根が屋根を食い込んでしまい 雨漏りが腐食に拍車をかけてしまったようです。

前部はパネルが腐ってしまい ボンネットらしく撮れません。 撮るなら冬をお勧めします。

この頃の高知県交通にはボンネットの先に社番が書かれていたようです。 少しあとのボンネットバス高2い2384には有りませんので 所属地域の違いなのか謎です。 社番の部分だけプレート状に出っ張っていますが 2384ではNISSANの文字が有り出っ張りや社番はありません。
2316号には狭隘路線にあるフロントアンダーミラーやコーナリングランプが未装備なのも後のバスにだけあるのか 転属の関係でなのか(高知県西部は道が細いので)気になるところです。

 

平成2年にはまだ 車内に登録番号のプレートが残っていました。 平成16年に再訪問した際には腐れがひどくなったためか無くなっていました。 このアングルは壊れた折戸の所から望遠レンズで撮ったように記憶しています。 この時すでに葉っぱが進入しているのがわかります。
 高知県の廃車体は雨と湿度でバスが崩れていくように崩壊するのが特徴で、他の地域では見られない草ヒロテイストあふれるものも見受けられます。
   
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2005-06-29