香川県の廃車体・琴参バス

 

 琴参バス 社番125号です。 いすゞ 川崎航空 シャーシ型式BA341PA ボディ型式にはKBR90A 昭和36年11月製造とあります。 サスペンションはエアサスです。 

 このバスとは17年振りの対面でした。 もちろん当時も廃車でした。 車体にコールタールを身にまとっていたおかげで現存できたのでしょう。 オーナーの理容店が大切に管理しています。

 2004年2月撮影

 リヤにも三連マーカーが付いています。 リヤガラスは三枚タイプで 縦置きリヤエンジンと推定できます。 また方向指示器が矢印型になっています。
 トップドアでおそらく購入時には花形貸切車だったのかも。 サボ受けがあるので路線にも使われたのでしょう。
 ちょうど植栽が剪定されており よく見通すことができます。
 エンジンは無く 色々と詰め込まれています。
 今のバスには無いRがなんとも魅力的です。
 わずかに残る琴参カラーのところに「こんぴら」の切り文字が貼られています。 琴平バスにも似たような仕様があったので当時の流行かもしれません。 一部バス窓のHゴムが傷んでガラスが外れています。
 広角レンズで正面を撮りました。 当時のいすゞエンブレムはずいぶん厳ついですね。 さらに琴参の社紋がついています。 昭和36年ごろの川崎航空のフロントガラスは連続せずに左右にガラスがわかれています。
 ボディの型式プレートです。 これだけは昭和の撮影です。

2004-04-27

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