愛媛県の廃車体

日野センタアンダフロアエンジンバス

 

解説協力 : 80s岩手県のバス“その頃“ 25歳様

平成元年5月頃の撮影です。

推定 日野 BT71 帝国ボディ 昭和38年式頃

平成17年現在では色が塗り替えられているそうです。 店舗は現役で夜は明かりがついてなんともいえない雰囲気を出していました。 一度は食べにはいってみたいバスラーメン店のひとつです。 車体色から 伊予鉄バス→白バス→バスラーメン と推測できます。

マーカーやガラスも完璧で状態は非常に良いといえます。

リアの非常口が特徴のセンタアンダフロアエンジンバスですが その横の帝国ボディの切り文字エンブレムが気に入ったのでアップで撮影しています。 

解説協力 : 80s岩手県のバス“その頃“ 25歳様

上のバスの近くに もう少し古いタイプのセンタアンダフロアエンジンバスがいます。 ストライプの色が茶色ですが後から上塗りしているようです。 現在では色あせて元の帯色の緑が浮き出てきたそうです。  このバスは屋根付きでガラスも割れが無くきれいです。 車体色から元伊予鉄でしょう。

推定 日野 BD35 金産ボディ 昭和35年式

中ドア専用シャーシです。1番のBTより、窓1個分弱長いのが分かるかと思います。

奥には国鉄バスの廃車体も有りました。今は無くなっているようです。 松山高知急行バスに使用されたバスだと思います。  推定 いすゞ 富士重ボディ

解説協力 : 80s岩手県のバス“その頃“ 25歳様

昭和64年1月4日の撮影です。 古いセンタアンダが二台並んだバス食堂です。 営業していなくて残念ですが こんな店が開いていたら入りたいですねえ。 今は周りの植木が育ってしまい きれいに撮ることができなくなっていますが現存します。 装飾?に使われているお涙ものの古い布幕がたまりません。 どちらも伊予鉄のエンブレム跡があります。

フロントガラス上に段差のある 「1号車」 は 推定 日野 BN11P 金産ボディ 昭和35年式

フロントガラス上がのっぺりしている 「2号車」 は 推定 日野 BD35 金産ボディ 昭和35年式 前輪の位置から中ドア専用シャーシであることが分かります。

背中合わせの車両と窓配置がよく似ているのですが、BDは中ドア専用シャーシなのに、上のBNよりちょっと長いということになります。

金産ボディ3台のバスはいずれも末期のスタイルです。 通常期の金産ボディは、ドアのところで雨樋が下がっていたり、スタンディングウィンドウが丸っこかったりするので、このボディは一見帝国ボディだと思われる方もいると思います。
しかし、帝国ボディは正面窓の丸みがもっと大きいなどの違いがあります。

非常口部分のアップです。 最後部の側窓の処理が異なっています。

見分け方は 小窓があるのはBD、引き違い窓なのはBK、BN、BT系です。

2005年05月19日